皇后宮職(こうごうぐうしょく、こうごうぐうしき)は、かつて宮内省に設置されていた皇后の家政機関。
日本の宮内庁においては宮内庁侍従職が天皇と皇后に関する事務を合わせて担当するため、現在は設置されていない。
職員
- 皇后宮大夫(こうごうぐうだいぶ)
皇后宮職の長。
- 皇后宮女官長(こうごうぐうにょかんちょう)
皇后の側近奉仕のことを総括し、女官を監督する。 竹屋志計子
- 皇后宮女官(こうごうぐうにょかん)
皇后の側近奉仕のことを分掌し、女官長を補佐する。 四辻清子、樹下範子、葉室光子、橋本夏子、植松務子、唐橋貞子、壬生広子、鳥居大路應子、三上文子、高倉忠子、藤岡ヤス、西野亀子、清水谷秋子、千種任子、慈光寺演子、西西子、堀川武子、山岡淑子、伊地知みき子、津軽理喜子、油小路蒙子、北村民枝、万里小路そで
- 皇后宮御用掛(こうごうぐうごようがかり)
皇后の相談役。 高木多都雄、吉見光子
皇后宮大夫(明治 - 日本国憲法施行前)
脚注
注釈
出典
関連項目
- 皇太后宮職
- 中宮職
- 女官
参考文献
- 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。




