スシュマ・スワラージ(ヒンディー語: सुषमा स्वराज、英語: Sushma Swaraj、1952年2月14日 - 2019年8月6日)は、インドの政治家。これまでに女性初のデリー市首相、情報放送相、外相、インド人民党下院議員団長を務めた。
ソニア・ガンディー国民会議派総裁、ジャヤ・ジャヤラリータAIADMK 党首(タミル・ナードゥ州首相)、マムター・バナルジーTMC 党首(西ベンガル州首相)等と並ぶインドの代表的女性政治家である。
生い立ち
1952年2月14日にバラモンの家庭に生まれる。父親は民族義勇団の一員であった。SDカレッジでサンスクリット語や政治学の学士を取得後、パンジャーブ大学チャンディガール校で法律を学んだ。
政治キャリア
インディラ・ガンディー内閣に対する反対運動のリーダーとして政界入りした後、1977年から1982年、1987年から1990年までハリヤーナー州議員を務め、1998年にはアタル・ビハーリー・ヴァージペーイー内閣の情報放送相として入閣した。 99年の総選挙では国民会議派のソニア・ガンディー総裁に惜敗。2004年にソニアの首相就任が濃厚となった際には「イタリア生まれ(のソニア)が首相になったら、髪を剃り白いサリーを着て喪に服す」と宣言して激しい反対キャンペーンを展開。ソニアが首相就任を辞退する一因となった。
2014年のナレンドラ・モディ内閣成立時に外務大臣として入閣した。
政治経歴
- 1977年 - 1982年、1987年 - 1990年:ハリヤナ州立法議員を務める。
- 1977年 - 1979年:ハリヤナ州政府の首席大臣、労働・雇用大臣。
- 1987年 - 1990年:ハリヤナ州政府の首席大臣、教育、食糧および市民用品担当大臣
- 1996年5月16日 - 6月1日:アタル・ビハーリー・ヴァージペーイー内閣の情報放送相。
- 1998年3月19日 - 10月12日:情報放送通信相(追加料金担当)。
- 1998年10月13日 - 12月3日:ニューデリーの主席大臣を務める。
- 2000年9月30日 - 2003年1月:情報放送相。
- 2003年1月29日 - 2004年5月22日:保健家族福祉相と議会総務相。
- 2006年4月:ラージヤ・サバーに再選。
- 2009年5月16日:ローク・サバー議員になることを選択した。
- 2009年6月3日:下院での野党の副党首に選出される。
- 2014年5月26日:ナレンドラ・モディ内閣の外務大臣に就任。
- 2019年8月6日:心不全によりニューデリーで死去。
脚注
外部リンク
- Official Twitter
関連項目
- アタル・ビハーリー・ヴァージペーイー
- ナレンドラ・モディ
- インド人民党



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