キウージ(伊: Chiusi)は、イタリア共和国トスカーナ州シエーナ県にある、人口約8,200人の基礎自治体(コムーネ)。
ラテン語でクルシウムと呼ばれた、古代エトルリア人の都市を起源とする。
名称
現代のイタリア語以外の言語では、以下の名称を持つ。
- エトルリア語: Clevsin
- ウンブリア語: Camars
- 古代ギリシア語: Κλύσιον, Klysion
- ラテン語: Clusium(クルシウム)
地理
位置・広がり
シエーナ県南東部のコムーネ。ペルージャから南西へ38km、県都シエーナから南東へ60km、州都フィレンツェから南東へ101km、首都ローマから北北西へ132kmの距離にある。
隣接コムーネ
隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のPGはペルージャ県所属を示す。
- カスティリオーネ・デル・ラーゴ (PG)
- チェトーナ
- キアンチャーノ・テルメ
- チッタ・デッラ・ピエーヴェ (PG)
- モンテプルチャーノ
- サルテアーノ
気候分類・地震分類
キウージにおけるイタリアの気候分類 (it) および度日は、zona D, 2022 GGである。 また、イタリアの地震リスク階級 (it) では、zona 3 (sismicità bassa) に分類される。
歴史
クルシウムの王ラルス・ポルセンナは、紀元前508年頃に古代ローマと戦ったとされる(ローマ・エトルリア戦争、ローマ包囲戦 (紀元前508年)も参照)。
行政
分離集落
キウージには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。
- Chiusi Scalo, Montallese, Macciano, Querce al Pino
姉妹都市
- アンドレジュー=ブテオン、フランス
- ノイ=イーゼンブルク、ドイツ
脚注
関連項目
- アッリアの戦い
外部リンク



