リサ・ジョイ・オールプレス (Lisa Joy Allpress 、旧姓マンビー (Mumby)、1975年5月20日生まれ)とはニュージーランドの女性騎手である。

オールプレスはニュージーランドで女性騎手として初めて1000勝を挙げた他、サウジアラビアで初めて勝利を挙げた女性騎手である。

概要

1975年5月20日に北島のストラトフォードにて生まれる。馬が身近な幼少期を過ごし、高校卒業後にワーキングホリデーを利用し日本の牧場で過ごし、その際に1994年のジャパンカップを観戦し騎手を志すようになる。

ウェイバリーにあるケビン・グレイ調教師の見習い騎手となる。1996年に騎手デビューし、同年3月初勝利。

2010年12月4日にキャプテンクックステークスをWe Can Say It Nowで制し、GI初勝利。

2011/12年のシーズンに159勝を記録し、リーディングタイトルを初めて獲得し、その後通算4回(2015/16年、2018/19年、2019/20年)獲得。

2013年にニュージーランドの女性騎手として初めて1000勝を達成。2024年8月時点で1948勝を挙げている。

2020年2月28日にサウジアラビアで開催されたインターナショナルジョッキーズチャレンジにて同国史上始めて女性騎手として勝利を挙げた。

2021年にニュージーランド・メリット勲章を授与される。

騎手としては短期騎手免許制度を利用し2002年に初来日(当時は結婚前だったためリサ・マンビーとして騎乗)、同年4月28日の新潟1R3歳未勝利戦をシンボリスキャン騎乗で勝利し、JRA初勝利を挙げる。その後2015年と2016年にも同様に短期免許で来日した他、2019年にはワールドオールスタージョッキーズに招待された。その後2024年のワールドオールスタージョッキーズに再び招待されたが、同年8月7日リカルトンパーク競馬場でのレースで落馬負傷したため、8月9日にJRAより出場を辞退することが発表された。辞退したことにより代わりにカリス・ティータンが招待されることとなった。

私生活

2002年に調教師のカール・オールプレスと結婚。2人の間に男の子2人が生まれ、現在はワンガヌイにある牧場で一家4人で暮らしている。オールプレス家には佐々木大輔がホームステイしたことがある。

主な勝ち鞍

  • キャプテンクックステークス - We Can Say It Now(2010年)
  • タージノトロフィー - Ocean Park(2012年)、Dark Destroyer(2022年)
  • ニュージーランドオークス - Sentimental Miss(2019年)
  • ハービーダイクステークス - Valley Girl(2016年)
  • マナワツサイヤーズプロデュースステークス - Luna Rossa(2016年)
  • レヴィンクラシック - Dukedom(2016年)、Bonham(2021年)

脚注


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【4K現地撮影】2019年8月25日札幌競馬9Rプライムシスター&リサ・オールプレス騎手11着 YouTube

【世界の騎手紹介 Vol.36】リサ・オールプレス JRAVAN World 海外競馬情報サイト

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