ラグビーアメリカ合衆国代表(英語: United States national rugby union team)はUSAラグビー(アメリカ合衆国ラグビー協会)によるラグビーユニオンのナショナルチームである。愛称はイーグルス。
概要
アメリカ合衆国ではアメリカンフットボールの人気が高く、ラグビーはマイナースポーツとして扱われている。選手の多くはアメリカンフットボール経験者で、アメフトなどのスポーツで結果を残せずにラグビーに転向した者がほとんどである。第43代アメリカ合衆国大統領のジョージ・W・ブッシュは学生時代に野球を挫折した後「マイナースポーツだからレギュラーを取りやすい」と言う理由でラグビーに転向した。伝統的なライバルチームはカナダ代表である。
ラグビーワールドカップは2019年大会までの9大会中、予選敗退した1995年大会を除く8大会に出場しているが、全て予選プールで敗退している。過去に3勝しており、1987年と2003年は日本代表、2011年はロシア代表からあげた。
2022年、ワールドカップ2023最終予選で2位となって7大会連続のワールドカップ出場を逃した。
なお、近代オリンピックではパリオリンピック(1924年)で金メダルを獲得している。ラグビーは1924年限りでオリンピックより除外されたためオリンピックラグビー(15人制)最後の金メダリストとなっている。
ワールドカップの成績
- 1987年 - プール戦敗退(1勝2敗)
- 1991年 - プール戦敗退(3敗)
- 1995年 - 地区予選敗退
- 1999年 - プール戦敗退(3敗)
- 2003年 - プール戦敗退(1勝3敗)
- 2007年 - プール戦敗退(4敗)
- 2011年 - プール戦敗退(1勝3敗)
- 2015年 - プール戦敗退(4敗)
- 2019年 - プール戦敗退(4敗)
- 2023年 - 最終予選敗退
選手
現在の代表
アメリカ合衆国代表スコッド
- ヘッドコーチ : スコット・ローレンス
※所属、 キャップ数(Cap)は2024年7月8日現在
ワールドラグビー男子ランキング
ワールドラグビーが発表するデータにもとづく。
脚注
注釈
出典
関連項目
- 7人制ラグビー男子アメリカ合衆国代表
- ラグビー女子アメリカ合衆国代表
外部リンク
- USAラグビー公式サイト




