PlayStation 2のゲームタイトル一覧 (2005年)(プレイステーションツーのゲームタイトルいちらん (2005ねん))では、PlayStation 2対応として2005年に発売されたゲームソフト(全460タイトル)を発売順に列記する。
追加要素を含まない廉価版などは除く。
発売ソフトの形態・変遷
2005年11月30日にはPlayStation 2の販売台数が全世界で累計1億台を突破した。一方、ソニーが2006年1月に発表した2005年度第3四半期連結業績によると、PlayStation 2の生産出荷台数は前年同期比で203万台減の536万台、PlayStation Portableは622万台とされており、ここで初めてPlayStation Portableの生産出荷台数がPlaystation 2を上回った。ソフトウェアの生産出荷本数においても、PlayStation 2は前年同期比1,600万本減の9,300万本なのに対し、PlayStation Portableは1,320万本増の1,450万本となっていた。この発表を報じたニュースサイト「Game Watch」の石田賀津男は、PlayStation 2の売り上げ落ちたところをPlayStation Portableが補うことがソニーの好調を見せていると分析している。
一方『ファミ通白書2006』においては、2004年の年末に発売された『グランツーリスモ4』以外のミリオンヒットがなく、4本もあった2004年と比べると、全体の盛り上がりとしては差があると指摘している。その中で『キングダム ハーツII』が、12月22日の発売からわずか数日で73.8万本を売り上げ、集計終了まで4日しかなかったことを踏まえると見事なスタートダッシュであり、新たな人気シリーズとしての地位を確立したと分析している。また、PlayStation 2の発売から数年が経過しており、次世代機の登場が期待されていたことから、『真・三國無双4』のようにPlayStation 2における集大成として発売された例もあった。
裏社会とやくざの生き方を題材とした『龍が如く』(2005年12月8日発売)の主人公の桐生一馬が、裏の人間でありながら、人情に厚く一本筋の通った性格が人気を集め、発売元であるセガの看板キャラクターの一人となった。なお、同作はもともと日本のみで発売される予定だったが、のちに「Yakuza」という名前で日本国外にも輸出された。
低価格の分野においては、『SIMPLE2000シリーズ Vol.81 THE 地球防衛軍2』が、前作の2倍以上である累計販売本数32万本を突破した。
そのころ北米では『ゴッド・オブ・ウォー』が見本市・Electronic Entertainment Expoの「Best of E3」において、「Best of Action/Adventure」部門と「Best of PS2」の2部門にノミネートされるなど発売前から話題を呼び、2005年3月22日に発売された後もその完成度の高さから支持を集め、2005年11月17日には日本でも発売された。
発売されたタイトル
脚注
注釈
出典
参考文献
- 前田尋之『プレイステーション2パーフェクトカタログ(下巻)』ジーウォーク、2022年1月27日。
- 「ゲームラボ 年末年始2021」、三才ブックス、2020年12月22日。
- 『ファミ通ゲーム白書2006』株式会社Gzブレイン、2006年5月15日。
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