Galaxy S6 edge SCV31(ギャラクシー エスシックス エッジ エスシーブイ サンイチ)は、韓国のサムスン電子(輸入元:サムスン・テレコミュニケーションズ・ジャパン)によって日本国内向けに開発された、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話の第3.9世代移動通信システム(au 4G LTE/au VoLTE)、第4世代移動通信システム(au 4G LTE CA/WiMAX2 )対応スマートフォンである。
概要
GALAXY S5 SCL23の後継機種で、今回は筺体の両側に曲面ディスプレイを搭載している。
通常の利用時にはデュアルエッジスクリーン部分も含めた全体でアプリが表示される。なお、既存のGALAXY Note Edge SCL24のエッジスクリーンではアプリランチャーなどに割り当てられていたのに対し、当機種のデュアルエッジスクリーンにはアプリランチャー機能は非搭載となる。
他にも、日本独自機能としてワンセグ・フルセグ・おサイフケータイに加え、au版のGalaxyシリーズでは初となるおくだけ充電(Qi)、およびau VoLTEのサービスにも対応している。これに伴い、日本国内での3G(CDMA2000 1x)エリアによる音声通話(CDMA2000 1xRTT)、およびデータ通信(1xEV-DO Rel.0/Rev.A/MC-Rev.A)にはそれぞれ非対応となる。
VoLTEに対応するため、既存ユーザーはau ICカードをau nano IC Card (4G LTE)からau Nano IC Card 04(VoLTE)に交換する事が必要となる。
ストレージ容量は64GBモデルと32GBモデルの2種類から選択することが可能となっている。
SCL24同様、防水・防塵性能は装備されていない。
キャッチコピーは「NEXT IS NOW 美しさが、時代を創る。」。
その他機能
※PC向けWebブラウザが標準装備されている。携帯向けサイト(EZWeb)は他のスマートフォンやPCと同じく閲覧不可。
- 安心セキュリティパックはフル対応
歴史
- 2015年3月1日(現地時間) - スペイン・バルセロナの携帯電話展示会「Mobile World Congress 2015」にてサムスン電子よりグローバルモデル発表。この時点で日本国内での販売も予告されていた。
- 2015年4月8日 - KDDI、およびサムスン・テレコミュニケーションズ・ジャパンより公式発表。
- 2015年4月23日 - 日本全国にて一斉発売。
- 2016年5月19日 - Android 6.0.1へアップデート開始。
アップデート・不具合など
- 2015年5月18日のアップデート
- 700MHz帯周波数(Band 28)への対応とauシェアリンク機能に対応する。
- ビルド番号がLRX22G.SCV31KDU1AOE1になる。
- 2015年5月27日のアップデート
- 通話品質の劣化に関する修正を行う。
- ビルド番号がLRX22G.SCV31KDU1AOE2になる。
脚注
関連項目
- Samsung Galaxy
- GALAXY S5 SCL23 - 先代機種。
- GALAXY Note Edge SCL24 - 本機種同様、エッジスクリーンを装備している。
- SC-04G - NTTドコモ向けの兄弟機種。カラーバリエーションの設定が異なり、ストレージ容量は64GBモデルのみ。
- SoftBank 404SC - ソフトバンク向けの兄弟機種。こちらもストレージ容量の選択が可能で、カラーバリエーションにグリーンが追加されている。
- 松井珠理奈(SKE48) - SCV31のCMイメージキャラクター。
外部リンク
- Galaxy S6 edge(ギャラクシー エスシックス エッジ) SCV31 | スマートフォン | au - ウェイバックマシン(2015年4月11日アーカイブ分)
- Galaxy S6 edge | SAMSUNG



